2015年4月11日土曜日

モバイルバッテリーから12V 10Wを絞り出せ

前回紹介した、12V給電USBケーブルだが、入力5V 4.24W  変換効率87% 出力12V 3.68Wと、目的のLED32灯12V7Wをドライブするには半分の電力しか供給できなかった。
入力で言うと5V 0.8Aしか出せなかったモノを5V 2A(変換効率85% 12V 0.83A 7W)を絞り出そうっつーこった。

で、使うDC-DCコンバーターの条件は
・ワット数が高いので、発熱や安定性を考えて、信頼性の高いモジュール型のモノを使う。
・安全性を考えて中韓製は避ける。

候補は、TDK-LambdaのCC10-0512SFとCOSELのSUSC10-0512C。どちらも2500円程度。
詳細は型番と"SPEC"でグぐれし。
中韓製を使えば普通のユニット型で3分の1の価格で買えると思うが、就寝中や無人の場所では使いたくない。爆発したり燃えちゃったり ( --;;;

ユニバーサル基盤に実装するんだが、今回の加工で一番気を使うのはMINI-USBメス端子。
ユニバーサル基盤にはMINI-USBメスのフットプリントが無いし、もちろん素人作業なので表面実装用の端子も論外だぞ。
一般的なMINI-USBメス端子を加工して使う。


USBミニのシャーシ固定は貫通させた方がいいんだが、ガラス樹脂基盤の穴あけもめんどくさい。直角に折り曲げ、ユニバーサルの空きパターンにハンダ付した。
②シャーシの後尾部分が配線とショートするので45度、「ハ」の字に曲げる。曲げた部分をユニバーサルの空きパターンにハンダ付け。
③使用する配線は電源のみなので5本中2本。上3本下2本の上3本側の両端のみ。
下2本と上3本中センターの1本はラジオペンチで千切れし。残すとショートするぞ。
残った配線2本をパターンに合わせて「ハ」の字に広げる。

基盤裏面の配線は、SPECでググった時に入手できるデータシートみてガンガレ。
結構電流が流れるから、裏面配線は0.3mm銅針金がイイんじゃね?
ダイソーで100円だ。
あと、12V,5V(USB)のケーブル長だが、可能な限りUSB側を短くしろし。ケーブルの内部抵抗で、電圧降下しまくりだ。50%損失とかありうるぞ。

無接続の電圧は5.13Vだった。

前回作成のヤシ。2A口につないでも1A出ない。

SUSC10-0512C。2A出ますた。
変換効率85%で 12V 8.15W

CC10-0512SF。変換効率84% 12V  8.50W
ケースは今回も手抜き。なんとビニール製パスケースだ。


5V 2Aを消費している状態で、数時間後、モジュール表面 45度程度の発熱。連続使用、全然オッケー。
平時は100VAC-USBアダプタにつなげて、自室の補助照明として常灯。非常時は15000mWモバイルバッテリーに接続し、7.5時間連続使用のメイン照明だね。


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